Microlinksystems

ホストマシン
OS:推奨　WindowsNT,2000,XP
　　ただし、Windows９８、Meでも動作は可
CPU:Intel Pentium、あるいはPentium互換
HD：空き容量８０M以上
メモリ：制限無し

ターゲットマシン
OS：Neutrino（QNX6)、あるいはQNX4.25
CPU:Intel Pentium、あるいはPentium互換
HD：２００M以上
メモリ：推奨１２８M以上

　インストールプログラムを起動すると、次の画面が現れますので、「Next」をクリックします。

ライセンス事項に同意していただいたら、「Yes」をクリックしてください。

今お使いのMATLABのバージョンにチェックを入れて下さい。
下の例は、R11、R12（R12.1）を両方お使いの場合です。

お使いのターゲットの種類にチェックしてください。次の画面は、
Neutrino(QNX6)をお使いの場合です。

ライセンスの種類を指定します。ほとんどの場合NodeLockedLicenseです。

このまま、「Next>」をクリックします。

こちらは、空欄のまま「Next>」をクリックします。
もしも、RT-LABの設定を特定の人しか変更できないように
したい場合は、こちらでパスワードを入力します。
上にパスワードを、下に同じパスワード（確認用）入れます。

お使いのノード数を入力し、「Next>」を押します。

「Name」の所にはターゲットの名前を入力します。日本語の文字は使用しないで下さい。
何でも構わないのですが、ここではnode1としました。
「IP」の所にはターゲットのIPアドレスを入力します。
最後に「Next>」をクリックします。

複数台ある場合は、先ほどと同様に入力します。

コンパイルのためのターゲットを指定します。Neutrino(QNX6)でしたら、
どのターゲットをコンパイル用にしても構いません。

ターゲットマシンで操作するためのアカウント名、IPアドレスを指定します。
通常は、両方とも ntuser を指定します。

この画面では、なにも変更しないで「Next>」をクリックします。

「Finish」を押すとリブートします。

　次に、ライセンスファイルをインストールします。ライセンスファイルを
c:\opal-rt\rt-lab\common\bin へコピーします。
（もしも、RT-LABをc:\opal-rt以外の場所にインストールされた場合は、
適宜読み替えて下さい）

　ライセンスファイルのファイル名を「OPALLMD.DAT」と変更します。
つぎに、そのファイルをテキストエディタで開きます。その中に、

SERVER SERVER_NAME 00804518C577 1700

の様に、SERVERで始まる行があります。この、SERVER_NAMEを消して、
代わりにホストのコンピュータ名を入力します。コンピュータ名は、
マイコンピュータを右クリックして、「プロパティ」をクリックして下さい。
「ネットワークID」タブをクリックすると確認できます。

次に、RT-LABのLicense serverを起動します。これは、
「スタート」「RT-LAB」「RT－LAB License server」を
クリックすると起動します。

そして、「START」「STATUS」の順にクリックします。「license server UP」と
表示されれば終了です。

ホストのインストール作業は以上で終了です。
次回以降、ホストマシンを起動した時には、自動的にライセンスサーバー等が
動作しますので、特別な作業は不要です。

ターゲットがQNX４．２５の場合は、 C:\OPAL-RT\RT-LAB\simulink\qnx
ターゲットがNeutrinoの場合は、C:\OPAL-RT\RT-LAB\simulink\qnxnto　に、以下のファイルがあります

ファイル	説明
opinstall	インストール用プログラム
rt-lab.tgz	RT-LAB　（MatlabR11用）
rt-labr12.tgz	RT-LAB　（MatlabR1２、R12.1用）
rt-lab_canbus.tgz	RT-LAB　canbusドライバ（MatlabR11用）
rt-lab_canbusR12.tgz	RT-LAB　canbusドライバ（MatlabR12、R12.1用）
rt-lab_e.tgz

　これらのファイルの中から、必要なファイルのみをターゲットに転送します。
例えば、Matlab　R11、Matlab　R12.1　両方を使用する場合は、opinstall , rt-lab.tgz , rt-labr12.tgz を転送します。

インターネットエクスプローラーのアドレスバーに、　ftp://ntuser:ntuser@IPアドレス　と入力すると、
次のような画面が開きます。そして、転送したいファイルをそこにドラッグ＆ドロップすると、ファイルが転送されます。

　次に、コマンドプロンプトを開きます。（スタートメニュー　から、「ファイル名を指定して実行」を選択し、commandと入力します）
そこで、telnet IPアドレス　と入力します。

　次に現れた画面で、ntuser と２回入力します。（２回目は表示されませんので、注意して下さい）

　次に現れた画面で、
cd /
textto -l /home/ntuser/opinstall
sh /home/ntuser/opinstall　/home/ntuser/rt-lab.tgz　　（Matlab　R11を使用される場合）
と入力します。

　続いて、
sh /home/ntuser/opinstall　/home/ntuser/rt-labr12.tgz　　（Matlab　R12、R12,1を使用される場合）
と入力します

canbusを使用される場合は同様に、
sh /home/ntuser/opinstall　/home/ntuser/rt-lab_canbus.tgz　　（Matlab　R11を使用される場合）
sh /home/ntuser/opinstall　/home/ntuser/rt-lab_canbusR12.tgz　（Matlab　R12、R12.1を使用される場合）
と入力してください。

以上で、インストール作業は終了です。コマンドプロンプトは、そのまま閉じて構いません。

　QNXのバージョン名称について
　　　QNX4　　　QNX4.23、QNX4.24、QNX4.25など
　　　Neutrino　QNX6、QNX6.1、QNX6.2など

　MATLABのバージョン名称について
　　　R11　　MATLAB 5.3
　　　R12　　MATLAB 6.0
　　　R12.1　MATLAB 6.1
　　　R13　　MATLAB 6.5