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VBGUIとは？

VBGUIは、RT-LAB上のモデルの動作をグラフィカルに表示し、かつ操作を行うためのGUIプログラム開発環境です。
VBフォーム上にVBGUIパーツをドラッグ＆ドロップしていくだけで、簡単にオリジナルGUIを作成できます。
さらに、作成したGUIからRT-LABを直接操作できるため、使用者はもはやRT-LABを操作する必要はありません。

こんな方におすすめです。

	・	モデルを実行するたびに何度も同じ操作をするのはイヤだ。いちど操作を記憶させたら、次からは自動で動いて欲しい。
	・	モデル動作中に何が起きたかなんて、全部覚えてられない。自動的に記録しておいて、あとからじっくり見たい。

さらに、こんな方にもおすすめです。

	・	特殊な動作を実現するために、いちいち外注に出すのは大変。自分で簡単にカスタマイズしたい。
	・	画面（パネル）を複数つくって、共有できるものは共有したい。
	・	なかなか自分の要望にぴったりあった部品がない。思い通りの部品を簡単に作りたい。

VBGUIを使用すると、こんな事が可能になります

パネルを簡単に作成、簡単に使用 ― RT-LABを動かすためには、RT-LABのメインコントロールとよばれるパネル（メッセージはすべて英語！）やSimulinkを使いこなさなければいけません。これは、いつもSimulinkを使っている人には使いやすいシステムなのですが、「Simulinkって何？」という人にとっては苦痛以外の何者でもありません。
　やはり簡単に運用してもらうには、よく見かけるダイヤルやメータ、といった直感的なパネルをつくるのが一番です。
そこで役に立つのがVBGUIです。VBのフォーム上に、ダイヤル等のパーツをドラッグ＆ドロップしていくだけでGUIパネルが出来上がります。あとは「信号割り当て画面」とよばれるウィンドウ上で、パーツとSimulinkの信号とを対応づけてやるだけ。面倒な操作や、特別なプログラミングは一切必要ありません。

カスタマイズ可能 ― 例えば、受信したデータをそのまま表示するのではなく、ある計算を行ってから（単位変換など）表示したい、と思ったことはありませんか？　VGUIならVBにて簡単なコードを記述するだけで対応できます。

拡張可能 ― 市販の、あるいはフリーのActiveXコンポーネントを、VB GUI用に拡張することが出来ます。その際、元となるActiveXのソースコード等は必要ありません。現在使用できるActiveXで気に入ったものがあれば、どんなものでもRT-LAB用に仕立てる事ができます。

Simulink不要 ― RT-LABの場合、モデルを実行するには普通、MATLAB/Simulinkが必要です。これらのソフトは非常に高価です。しかし、VB GUIを使用すれば、モデルの開発マシンにのみMATLAB/Simulinkを入れておき、モデルの実行のみのマシンにはRT-LABのみをインストールしておく、といった事が可能になります。RT-LABのフローティングライセンスと組み合わせると非常に有効です。

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